バレエのこと、ダンスのこと 掲示板 (過去ログ)

質問、情報、舞台の感想など、何でもお気軽にどうぞ

← No.43へ
No. 44   2008-12-27 〜 2009-03-31
No.45へ →


(無題)  投稿者:ゆりか  投稿日:2009年 3月31日(火)10時09分50秒
  バレエの情報交換する
コミュニティつくりました☆!
もしよければ
参加してください!!

http://gree.jp/community/902194

 

はじめまして  投稿者:るーちゅん   投稿日:2009年 3月30日(月)01時45分31秒
  はじめまして。
ビーズのバレリーナ るーちゅんの白井と申します。

世界にたった一つしかないバレリーナをお作りしています。

全国のバレエ教室にお客様がいて、発表会の記念品や、コンクールで賞を撮られた生徒さんへのプレゼントにと、人気のお品がたくさんあります!
一度HPを覗きにきてください。
http://www.geocities.jp/ru_chun30/
です。
また、相互リンクしてくださるかたをさがしてます。
お返事お待ちしております。

白井

http://www.geocities.jp/ru_chun30/

 

"RODEO" -Western Gate- (3/22)  投稿者:用務員  投稿日:2009年 3月23日(月)21時18分44秒
  栃木県教育会館で開催されたプレパレーションズとちぎ2009ならびにバレエコンサート2009はおかげ様で
無事終了しました。たくさんの皆様のご来場、まことにありがとうございました。写真は栃木地区合同作
品、高部尚子振付の"RODEO" - Western Gate-より。楽曲にコープランドの"RODEO"などを使い、カウボー
イが乗る馬や西部劇に出てくるような酒場の扉をモチーフに作られた明るくて楽しい作品でした。今年の
7月18日(土)には、新国立劇場で開催される「全国合同バレエの夕べ」でパワーアップバージョンが上演
されますので、皆様お楽しみに。

 

バレエコンサート2009  投稿者:用務員  投稿日:2009年 3月21日(土)04時49分53秒
  チラシ画像です。クリックすると拡大表示されます。(700x990, 表210KB, 裏186KB)

第1部は横浜コンクール入賞者披露(8名)、「Shall I Take My Heart」、「春よ来い♪」、「アルルの女」、
「ウィーン気質」の順で17:00〜17:40、20分間の休憩を挟み、第2部は「パーティへ行こう」、「Came to
an End」、そして「ロデオ」の順に18:00〜18:40の予定。招待席部分を除いて全自由席で、当日券も出る
そうです。
 
 

水戸市民舞踊学校 (2/28)  投稿者:用務員  投稿日:2009年 2月28日(土)23時54分28秒
  今年の舞踊学校公演は凄く面白いです。ここは水戸芸術館が行う現代芸術教育普及事
業の一環として、専属ダンサー・指導者に平松み紀、途中から高橋明子も加わって、
10年以上前から市民向けに開講されているコンテンポラリーダンスのスクールです。
開講は毎年初夏から春先までの一年単位なんですが、リピーターが多くてコアメンバー
に育っています。一頃は「赤の家」など、平松み紀作品を上演するカンパニーみたい
になっていたこともありました。最近はもっと先へ行き、「ダンスの肖像」のように、
メンバーそれぞれが自作で表現するところまできています。今回はさらに進化して、
自作自演のソロばかりでなく、受講生同士で出演ダンサーを募って複数で踊る作品の
方が多くなりました。これがさすがに10数年の蓄積と言うか、踊りで表現することを
身につけた人たちの個性がいっぱいに詰まった作品ばかりで、バラエティに富んでい
ることはもちろんですが、中身の深さに正直驚きました。それにベテランの人ほど身
体性への意識も行き届いていたりして、「動き」はスピードだけではないことを再認
識させられたりもします。

これまで春公演は水戸市民舞踊学校「修了公演」と銘打たれていましたが、今回は単
に「公演」としていて、しかも「Mito Dance Collection 2009」などと大仰なタイト
ルがついていたりします。ここだけの話、名前負けしなければいいんだけど、と思っ
ていたんですが、全然そんなことはありませんでした。ただ、コアメンバーがここま
で強力になると新しい人には敷居が高くなるでしょうし、ダンスの普及と言うよりは
重点育成みたいになっているかも知れません。広く門戸を開いて普及を目指す「市民
舞踊学校」と、コアメンバーに育った人の受け皿としてのアッパースクールかダンス
カンパニーが併設できればいいと思うんですが、難しいかなあ…

明日3/1も14:00から公演です。どの作品も初日よりリラックスしてパワーアップして
いるでしょうから、まだ見たことのない人とお時間のある人は、梅見帰りにでも、ぜ
ひ水戸芸術館へ。当日券もあるようです。
 

(無題)  投稿者:みるく  投稿日:2009年 2月19日(木)15時28分49秒
  お返事ありがとうございました。
さっそくレッスンがあるので、そのようにやってみます。
 

Re: グラン・バットマンで、ふらつく  投稿者:用務員  投稿日:2009年 2月19日(木)02時42分29秒
  「みるくさんのグラン・バットマンのイメージは、どんなものですか?
 力強く振り上げる感じでしょうか?
 目標は背丈を超える位置、誰よりも鋭く、誰よりも高く。そんな感じでしょうか?

 そもそも床から足を上げると言うことを誤解してしまうと、なかなか思うように
 グラン・バットマンはできません。

 チェックポイントですが、
   1. バーを握りしめ、肩や首が硬くなっていませんか?
   2. 土踏まずから送り出すようにして、長い距離をたどるタンジュで足を運んで
    いますか?
   3. 体幹を、対角線上に意識して身体の上下・左右のバランスを取っていますか?
   4.足運びのイメージが、乱暴になっていませんか?
   5. 息を止めていませんか?
 注意点は、だいたいこんなところでしょうね。

 まず、バーに置く手は子供と手をつなぐような感じで、力を抜いてバーの位置を
 確認する程度がちょうど良いでしょう。肩に負担がかからないよう、必ず自分よ
 りやや前に置きましょう。

 次に、正しいタンジュの位置を通過するために、ターンアウトは横隔膜のあたり
 で作り始めます。このイメージは凄く大切です。このイメージが、股関節を柔ら
 かくしますから。そして、支軸になる方の土踏まずをプッシュしてから、動かす
 足側の土踏まずを差し出します。必ず「差し出して」ください。

 人にものを渡すときには、突き出しませんよね。丁寧に渡そうとするなら、手を
 添えて、或いは、手のひらに載せて「差し出し」ますよね。その感じが大事です。
 もちろんグラン・バットマンの戻しも同じです。

 このタンジュの延長がグラン・バットマンです。
 タンジュとグラン・バットマンの根本的なクオリティーに差はありません。

 少し難しいかもしれませんが、腕の位置にかかわらず肩胛骨を左右対称に置き、
 右の足を使うときは左の脇腹を、左を使うときは右の脇腹を使います。足と同じ
 側を使うとナンパになってしまい、ふらつきます。
 上げようとする側を引き下げ、上げる方向と真逆に床を押します。

 ただし、股関節の可動域を精一杯保たないとこれはできません。正しいターンア
 ウトをしていないと、大転子が骨盤に引っかかるからです。
 大腿骨の向きを外にすれば良いのです。そうすれば当然膝のお皿も爪先も力を入
 れずに外を向きます。肋骨と骨盤に挟まれた腹筋が縦横無尽にストレッチされ内
 転筋群が働くので、グラン・バットマンに限らず、バレエのテクニックすべてに
 有効ですけどね。

 やり方は簡単です。全ての動きが始まる直前に支軸の足をしっかり目覚めさせて、
 その真逆になる上方に腰椎(胸椎と頸椎は引っ張ったりしません)を伸ばして背骨
 と頭を並べ、長い距離を保ってタンジュを通過してから床からターンアウトした
 足を離します。
 丁寧に軽く、そしていつも通りのゆったりした呼吸の中で。

 この方法でグランバットマンをすれば、踵バランスならない限り、足はものすご
 く軽く感じます。
 当然、床に戻ってくるスピードは力まなくても簡単に操作できます。

 間違っても、闘争心丸出しの鼻息の荒いバットマンではいけません。あくまでも
 ノーブルに、エレガントに。

 どうぞ、試してみてください。」(林)

とのことです。
 

グランバットマンで・・・  投稿者:みるく  投稿日:2009年 2月18日(水)21時34分10秒
  グランバットマンで足を上げようとするとふらついてしまいます。
人と比べるのは良くない事だとは分かっているんですが、どうも比べてしまうのです。
強い体づくりにはどのようなことが効果的でしょうか?
 

お返事ありがとうございます「  投稿者:ゆい  投稿日:2009年 2月10日(火)07時45分17秒
  さっそくのお答えありがとうございました。
やはりそうですよね。そうすると、オーディションを受ける場合には、入学した後の生活(費用、住環境その他)が現実的に可能かどうかちゃんとした計画を持っていなければいけないということですね。
実をいうと、今回のオーディションについて親にもまだ相談していなくて・・先生はご存知なのですが。 ちょっと先走ってしまったかもしれません。よく考えます。
 

バレエの留学生オーディションは  投稿者:用務員  投稿日:2009年 2月 9日(月)23時39分46秒
  合格した受験者が実際に留学することを前提として行われていますので、最初から
辞退するつもりで力試しに受けてみる、などと言うのは論外です。もし万が一、行
く気がないのに受けて合格して辞退した場合、他の本当に行きたかった人の席を奪っ
てしまうだけの結果に終わるわけで、スクールに対してだけでなく、他の参加者に
対しても失礼な話です。

栃木県総合文化センターが主催しているワガノワ・バレエ・アカデミーの留学生オー
ディション参加要項には、参加資格として年齢制限に加えて
「プロのダンサーを目指す方で留学する意思のある方」
と明記されていますが、他のオーディションも同じです。普通は申込書と審査料の
ほかに健康診断書を添付する必要がありますので、エントリするだけでも手間も費
用もかかります。従って、行く気のない人はこの時点で排除されると思いますが。

なお、参加申込書には必ず現在の所属教室や指導者名を記入する欄がありますので、
「受かったけどやーめた」をもしやった場合、いま習ってらっしゃる先生の立場も
悪くなります。先生に無断で応募することを考えているなら、さらに論外です。
 

海外バレエスクールのオーディション  投稿者:ゆい  投稿日:2009年 2月 9日(月)20時53分57秒
  今度 海外のバレエスクールのオーディションが日本であるのですが、そういったオーディションを受けるのははじめてです。  一般的に、オーディションを受ける場合は、単たる力試しやワークショップを受けてみたいからというだけでなく、本気でそのバレエスクールに入学する意志 がなければいけないものでしょうか? もし、オーディションに合格したのに入学辞退したら、スクールに対して失礼になったりするものですか?(受ける前か ら取り越し苦労かもしれませんが・・)  

バレエノア「紙ひこうき」が二度目のドイツ公演  投稿者:用務員  投稿日:2009年 1月28日(水)21時58分22秒
  標題の作品については何度もご紹介してきましたので、ここ見てらっしゃる方なら
ご記憶にあるかと思います。要するに、高崎のバレエ教室が知己を得てピナ・バウ
シュのカンパニー
にいたダンサー・振付家夏のワークショップに招き、表現と創
造について生徒を特訓するうち2006年頃から作品構想に至り、高校でのいじめを題
材にしてタンツテアター形式の作品に仕立て、2008年4月にさいたま芸劇で初演、
評判を聞いた世田谷パブリックシアターからオファーがあって8月に再演、同時に
ピナの耳にも入っていて、11月のFest mit Pinaに招かれてWuppertalでヨーロッパ
初演を果たしたと... 何とも凄いことです。

劇場側から再演のオファーがあるなんてダンス作品としては破格の扱いなわけです
が、出演者の身内と知り合いを除くとごく限られた舞台/ダンス関係者しか見てい
ないにもかかわらず、国内のダンスシーンに与えた影響は衝撃的でした。このこと
各氏の評論を見てもわかりますが、今日付の朝日新聞(東京本社版)夕刊11面に
「社会と切り結ぶ肉体」の見出しで掲載された記事の中で、今をときめく Noism
BATIKニブロールと言ったカンパニーと同列に論じられていることを見ても明ら
かです。ただ、同記事では後段の伊藤キム氏の活動との絡みで「素人の動きに可能
性探る」との副見出しがついたり、プロフェッショナルなダンサーでない、女子高
生や生徒たちの意味で「素人の肉体」と書かれたりしていますが、百戦錬磨の経験
を積んでいない若い人たちではあるものの、バレエノアのダンサーはダンス的な訓
練はもちろん、舞台上で表現することの訓練も人一倍積んだ人たちですから、決し
て一般的な意味で言う「素人」にはあたりませんね。

それはともかく、バレエノアにはまたまたドイツからオファーがきて、今年の7月
5日に Bielefeld のダンスフェスティバルで「紙ひこうき」を再演するそうです。
Bielefeld って用務員は恥ずかしながら初耳だったんですが、市電で有名なドルト
ムントとハノーバーのちょうど中間にあるんですね。去年の Wuppertal公演につい
ては「フェスティバル演目の一つのハイライトは『紙ひこうき』のヨーロッパ初演
だった」との評
がある位で、きっとドイツでもダンス界に衝撃を与えたんでしょう。

何度もドイツから招かれて作品を上演するなんて、日本のダンスカンパニーとして
は大変に名誉あることですが、旅費その他の経費は自腹でしょう? こう言う活動
にこそ、公的/私的を問わず、助成があるといいんですけどねえ。

あっ、そうそう。「紙ひこうき」はダンサーと作品内容とが密接に関連しているの
で、上演メンバーが替われば作品も変わります。初演時からのオリジナルメンバー
で再演できるのもこの夏が最後だろうと言うことで、せっかくなら地元、高崎でも
上演しようと準備が進められているとか。これまでこの作品を見逃していた皆さん、
きっと国内でオリジナルバージョンが上演される最後の機会になりますよ。タンツ
テアター形式の普遍性と有効性を強力に主張し、同時にFabienの才能とバレエノア
の素晴らしい活動を世に知らしめたエポックメーキングな作品。日程わかり次第お
知らせしますから、今度こそお見逃しなく!!
 

Re: 「ダンサーになりたい」  投稿者:用務員  投稿日:2009年 1月17日(土)02時39分11秒
  「モダンバレエ」と言っても今の日本国内ではいろいろな意味で使われていて、クラシックバレエのテクニックに立脚した創作ダンスであったり、児童舞踊の人が作る大人向け作品だったり、いわゆる現代舞踊のことだったりもしています。この場合はどれにあてはまるのかわかりませんが…

また一般論になってしまいますが、もしジャンルを問わず、プロフェッショナルなダンサーとして活躍したいと考えていらっしゃるのでしたら、一刻も早く現場の第一線に出て行って踊ることを目指すべきです。ダンサーとしての旬の時期はあっと言う間に過ぎ去ってしまいますし、ぐずぐずしていると毎年毎年新しい人が登場してくるわけです。

で、現場の第一線に出て行くために一番必要なのは、何と言ってもダンスの技術と舞台人としての魅力、すなわちダンサーとしての実力ですが、それを獲得するためには、まず自分自身に才能がなければなりませんし、それを磨くための努力が必要です。当然ながら教師やご家族など、周りの人たちの助けと支えがなければなりません。さらに踊る場を獲得するためには、人脈に加え、チャンスが巡ってくる時の運と言ったものまでが必要になります。つくづく生半可な話ではないですよ。そもそも、踊るだけで生活に必要なギャラを稼げるか、と言う根本的な問題もありますし。

ご自身の状況は、こうした条件を満たしておいででしょうか? 「ダンサーになる」と言うことは、「好きだから」と言うだけで成り立つ世界とはまったく異なることをご理解ください。ダンスと関わっていく道は必ずしもプロフェッショナルなダンサーばかりではありませんし、進路について、いま習っておいでの先生とよくご相談なさってはどうでしょうか。
 

(無題)  投稿者:名前伏せますm(_ _)m  投稿日:2009年 1月16日(金)23時29分54秒
  モダンバレエをずっとやってて、モダンバレエのダンサーになりたいと思ってます。私の住んでる地域はモダンバレエがあまり盛んではありません。東京などに出て行く必要があるのですが、色々あって今、住んでる地域を離れられません。どこへ行くにしても、モダンを踊るにしてもクラシックの基礎技術がしっかりしていないといけないと思うんです。その練習なら今居るところでも出来るので…色々ある問題が整理出来たら上京しようと思っているのですが、これじゃダメなんでしょうか?こういうのっていわゆるチャンスを待ってる状態なのでしょうか?私が不安になって焦ってるだけでしょうか?ネットなので詳しい事は書けないのですが、アドバイスお願いします。  

チャコットで扱っていたのが確かならば  投稿者:用務員  投稿日:2009年 1月13日(火)21時22分11秒
  チャコットに仕入れ先を教えて貰って、その仕入れ先に「今どこで買えますか」と聞くのが
いいと思います。チャコットには、断られないように丁寧に頼むんですよ。
 

コメント  投稿者:なな  投稿日:2009年 1月13日(火)20時48分6秒
  コメントよろしくお願いします☆  

スペイントウシューズ  投稿者:なな  投稿日:2009年 1月13日(火)20時43分37秒
  チャコットで売っていた「スペイントウシューズ」は現在、どこで手に入りますか??教えてください。  

パンシェ  投稿者:りか  投稿日:2009年 1月 6日(火)15時35分19秒
  詳しくありがとうございます。研究します  

ありがとうございます  投稿者:ひかり  投稿日:2009年 1月 6日(火)14時53分51秒
  参考にさせていただきます。
先生とも以前から相談していまして、
京都は辞めた方がいいと言われました。
とりあえず見に行ってから結論を出す予定だったので、
今度また先生とお話してきたいと思います。
 

一般論ですが  投稿者:用務員  投稿日:2009年 1月 4日(日)20時46分43秒
  バレエの場合、専門学校や短大・四大など、どこそこの学校を出たから就職に結びつく、と言った
ことは一切ありませんので、もしプロダンサーになりたいのであれば、海外も含めてバレエ団のオー
ディションを受けまくるとか、新国の研修所を受けるとかした方がいいと思います。新国の研修所
だけは、就職にほぼ直結しているようですが。

それより、プロダンサーを目指すことが適切かどうかも含めて、進路の問題について、いま習って
らっしゃる先生とじっくり相談なさってはどうでしょうか。バレエダンサーよりも教師に向いてい
る場合も多々ありますし、まず客観的な判断とアドバイスを仰ぐ方が得策だと思います。
 

京都バレエ専門学校  投稿者:ひかり  投稿日:2009年 1月 4日(日)20時21分8秒
  以前にも京都バレエ専門学校について質問させていただいたのですが、
前日、体験レッスンに行って来ました。
なのですが...
学校の生徒さんも一緒にレッスンを受けたのですが...
体験の生徒の方が上手かったんですね。
私の今通っている教室の先生にも、
「将来プロになるなら、遠回りになるかもしれない」
といわれました。
それで、学校の生徒はなんだか下半身がみんな太めだったんです。
学校に入るとそうなってしまうのか、
それとも元々なのか...
今入学を再考案中なのですが、
何か情報があれば教えてください。
 

パンシェについて  投稿者:用務員  投稿日:2009年 1月 1日(木)10時54分43秒
  「舞台で、パンシェで表現したいのは何でしょう。たとえば妖精であったり、
 白鳥であったり、内省的な登場人物、どちらかと言うと非現実的な空間や、
 切なさ、はかなさ…なんて言う場面で出てきますよね。穏やかで、重さを
 感じさせず、緊張感が伴い、肉感的と言うよりは精神性、凄くデリケート
 で空気が薄い感じです。

 パンシェに大事なものは、正確な体幹から始まるターンアウトと、内足側
 のコントロールと、両足の軽さ、適度な背筋と持久力を保てる腹筋です。
 おへそから指三本ほど下の「丹田」と言われるあたりを身体の中心にして、
 軸足とアラベスクの足先と両手の指先にほぼ同じような引き合いが生まれ
 たときに、美しい安定したパンシェの動きができます。引き合いとは、引っ
 張り合いではありません。蜘蛛の糸が張るような、適度な伸びのことです。

 まずターンアウトについて
 ・爪先が外に向けばターンアウトは完了だなんて思ってはいけません。あ
  くまで、体幹で行った結果が膝の向きと爪先の向きに表れます。
 ・アラベスクに入る前に、肋骨と腰骨に向けて腹筋を丁寧に広げて胸郭と
  骨盤を水平に保ちます。
 ・大臀筋は固めないで、股関節と骨盤だけをつなぐ靱帯に意識を集中して
  膝の向きを整えます。肩・首・腕・膝・足の裏は単に並べるだけです。
 ・この状態で、もうパンシェに必要なだけの腹筋と背筋は出来ていると思
  います。

 アラベスクへ
 ・パッセからでもポイントからでも、片足になる前に、まず支軸の土踏ま
  ずに向かって丹田から呼吸を下ろしていくようにします。重心を確かめ
  るためです。
 ・この足の裏の状態を変えないようにアラベスクをしたいのですが、この
  ときに必要以上に上体が前に傾くのを怖がらないでください。アラベス
  クに上体の傾きは必要なものです。傾きをこらえてしまうと背中や首が
  硬くなり、伸びのない重いアラベスクになります。こうなると息はうま
  くできないでしょう。バランスも身体の左右に差を生じてしまいます。

 パンシェへ
 ・きちんと維持できたターンアウトによって、両足とも膝に近い内側の筋
  肉がしっかりと使われていますから、そこをゆるめないように軸にしま
  す。左右の足の引き具合がアンバランスになるとアラベスクの足先が外
  へ出てしまい、まるでリモコンに手を伸ばしているような格好になって
  しまいますから気を付けて。
 ・パンシェの間中、差し出した手足は、ゆったりと血液が流れているのを
  感じていると重くなりません。この感じがないと突っ張ったような突き
  出たようなその手足が、自分を苦しめることになります。バランスを失
  わないように満身の力を込めなければならないし、目はキョロキョロ、
  息は出来ない…なんてことにならないように。

 パンシェで良くやる失敗ですが、
  ▼膝のお皿を中に入れ込んでしまう。
   ・軸が取りにくくなって、軸足の付け根を折るように使ってしまいま
    す。行きは何とかなりますが、腰が引けるので元の位置には帰れま
    せん。
   ・お膝のお皿は大腿四頭筋につながっていますから、反対の協力者で
    ある大臀筋が働きやすくなって踵バランスになり、ターンアウトを
    崩します。こうなると何とか起きようとして、息を止めて背中を硬
    くするしかないでしょう。腰がはずれておなか丸出しの状態です。
    腹筋、腹筋。

  ▼目が動く。
   ・目でものを凝視すると視神経が緊張しますから、首が硬くなり、空
    気の通り道を狭くするため一瞬にしてバランスを変えます。一通り
    の動作を一貫して行うには向きません。おおざっぱに見ましょう。

  ▼身体の中心線
   ・前にある指先を身体の中心線と誤解しているとうまくいきません。
    あくまで身体の左右の中心は腰椎〜胸椎〜頸椎の脊柱です。
   ・手って結構身体の外にあるんですよ。当然上げた方の足は、仙骨の
    後ろにあるべきです。
   ・時々おへそが正面を見てる真横のパンシェを見ますが、脇腹が太く、
    重くて、おしりが突き出ていて…、余り詩的ではないですね。
   ・前後の軸は、軸足のハムストリングの状態を伸びているかどうか気
    にできるあたりがベストです。これより前を軸にしようとすると膝
    が反張気味に後ろバランスになり、膝のお皿を入れ込みます。

 大体こんなところでしょうか。パンシェが終わってからそのままルルべが
 できれば完璧です。

 背筋を鍛えるのは、効率よく腹筋を使おうとする動作です。前後でワンセッ
 トですから、パンシェの練習を練習するうちにほどよく付きます。」(林)

とのことです。
 

ありがとうございます  投稿者:ひかり  投稿日:2009年 1月 1日(木)09時36分46秒
  とても参考になりました!
これから試してみることにします。
 

(無題)  投稿者:りか  投稿日:2008年12月30日(火)14時42分37秒
  パンシェして体を起こせずそのまま手を床についてしまったりします。背筋が足りないんでしょうか?背筋の正しい鍛え方もあれば教えて下さいo(_ _*)o  

訂正  投稿者:用務員  投稿日:2008年12月30日(火)10時47分7秒
  ↓の第7パラグラフ、軸足にして負担を掛けていたのは右足ではなく左足ですね。
すみません。
 

Re: 股関節の違和感  投稿者:用務員  投稿日:2008年12月30日(火)03時24分0秒
  「おお、『二重関節』! 何だか久々にその言葉を聞いた気がします。でも、実際
 にはそんな関節はないんですよ。昔、バレエダンサーの動きが解剖学的に解明さ
 れていないころ、可動域が大きくて、日常の動作ではありえない角度まで動かせ
 ることを指してそんな風に呼んでいたって聞いたことはありますけど…

  今では芸術医科学関連の学会や支援団体のおかげで、ダンサーの動きはずいぶ
 んと解明されてきています。そのため『二重関節』なんて言葉は使われなくなり
 ましたね。

  それはともかく、関節の可動域が通常より大きいということは、ダンサーを目
 指す人達の中でも、スタートからかなり恵まれていると思います。羨ましいです
 ね。そんな恵まれた素材をフルに活かし、たゆまぬ努力をしてこそプロをも目指
 せるわけですが、文面からすると、少々乱暴に使ってしまった結果の違和感では
 ないかと思います。

  身体的に恵まれていると言うことは、確かにバレリーナへの近道ではあるんで
 すが、支える筋肉やバランス感覚を誤って覚えてしまうと、非常に故障を起こし
 易くなってしまいます。おそらく関節の可動域に任せて適切な支えが働かなくて、
 股関節周りの腱が腫れてきているのではないかと思います。

  このまま、今の状態で切り抜けられれば運がいいと言うことです。運が悪けれ
 ば程なく痛みに変わり、痛みがひいてもクリック音がしてくると思います。可動
 域も狭くなるかも知れません。

  解決策は、これ以上負担をかけないことです。休むのも一つの手ですが、この
 際、使い方を見直されたら将来的にパフォーマンスも良くなると思いますよ。

  どうして股関節周りが腫れてしまったのかと言うと、易々とグラン・バットマ
 ンをしていたからでも、高く上げてキープしたからでもないでしょう。あなたは
 右脚の方が使いやすくて、軸にしやすいのではないですか? たぶん、右脚を軸
 にして、幾分か頼りきって傷めたのだと思います。

  脚を空中に浮かせている状態では、どんなに強靭な筋肉だって、関節にダメー
 ジを与えられるほどの力はありません。けれど、どっしりと全体重を預けた状態
 を続けていては、股関節は悲鳴をあげてしまいます。要は引き上げの状態に問題
 ありと言うことです。

  引き上げと聞くと、上肢を引き上げるつもりで、単に胴長にしてしまいがちで
 すが、これでは意味がありません。余計な力みがパフォーマンスを悪くしてしま
 います。

  まずイメージトレーニングをお勧めします。固めの椅子に背を伸ばして座りま
 す。お腹の皮を丁寧に縦横にアイロン掛けをするように伸ばし、腰が反らないよ
 うに、直角に座ります。脚は大体揃っていれば良いです。無理に膝を合わせない
 ように。これって結構腹筋に効くんですよ。この腹筋の状態こそがバレエに不可
 欠なものです。体育でやる、仰向けから上肢を起こす時の腹筋の使い方とは違う
 ことが確認できるでしょう。このとき、脚にも肩にも力が入っていないことが大
 切です。これでイメージができたら実践です。

  このイメージを頼りに立ち上がった姿が、バレエで言う引き上げなのです。足
 の裏は非常に軽くなっているはずです。当然、股関節も膝の関節も弛みを感じる
 でしょう。体重計に乗る瞬間のように。そして、プリエも軸足にする時もいつも
 土踏まずを真上から押すようにしましょう。グラン・バットマンのような大きな
 動きも、バットマン・タンデュのような小さめの動きも、先ずは動かす方の脚で
 はなく、支軸の脚で床を押してから始めましょう。

  これがいつでもできるようになれば、格段にパフォーマンスは良くなりますし、
 本来あなたが持っている身体能力をいかすことができます。

  グラン・バットマンは、勢いに任せて上げては危険です。ゆっくり降ろすため
 に息を殺して、股関節に負担をかけてしまいますよ。くれぐれもガラス細工並み
 にデリケートな扱いをしないと身体も傷めますし、雑な踊りしかできません。

  当面は稽古を休む必要はありませんが、まずはイメージを大事にして、股関節
 を良く温めてからリンバリングやストレッチをしましょう。違和感を感じるから
 と、膝を曲げて股関節でぐりぐり回したりしないように! 悪化させてしまいま
 すよ。

  どうぞお大事に。」(林)

とのことです。
 

二重関節  投稿者:ひかり  投稿日:2008年12月27日(土)12時05分34秒
  私は小さい頃から「二重関節」だと言われてきました。
バレリーナになるにもとても有利だと思い、
喜んでいたのですが、
最近、左足を、横やエカルテに足をデヴェロッペしたり、キープしたりすると、
左足の付け根辺りに痛みまではいきませんが、
気持ち悪い感じの違和感を感じました。
その違和感のせいで、うまく足を上げることが出来ません。
でも、バットマンなど勢いよく上げるのは大丈夫で、
開脚も大丈夫なんです。
いったい何なのでしょうか?
 


過去ログNo.43へ   過去ログNo.45へ

現行掲示板へ